やばファニ

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家族って良いなって思った

そう、家族。良いよね。

こんなこと今までそう感じたことも無かったんだけど

最近家族っていいなぁと思うことがありまして。

 

 

つい先日ね、オードリーのオールナイトニッポンのイベントが日本武道館でありまして。

それで参加をしたんですけども。

ラジオってほんとに特殊な媒体で。触れ方が耳オンリーなわけ。

パーソナリティも面と向かって話してるわけでもないし、声オンリーで伝えなきゃいけなくて。

収録のスタジオも狭いところに閉じ込められて、すごいクローズドな環境から配信されてて。

だからこそ発せれる言葉が妙に魅力的で。

パーソナリティも素が出しやすい環境で、聞き手もテレビとか雑誌とかと違ってなんだか親しみがあって。

なんでなんだろね、視覚だと物理的な距離を感じるからなんだろうか。

聴覚だけだと脳内で姿を想像して近く感じちゃうんだろうか。

ラジオってパーソナリティとリスナーに信頼関係が生まれるのもすごいわかる。

 

ちょっと話は逸れたけど。

オードリーのANNのリスナーはリトルトゥースって愛称で呼ばれてて。僕もそんなリトルトゥースの1人なんですけど。

オードリーもリトルトゥースも基本、毎週毎週聴覚でしか触れ合ってなくて。でもそこには信頼関係ができてて。

そんなリトルトゥースが日本武道館に12000人集まったわけね。

全国の映画館ライブビューイングも合わせたら22000人。

みんなリトルトゥース同士、誰も知らないし、はじめましてだらけ。

なんならオードリー側もほとんどがはじめましてなんじゃないかな。

 

んでもイベントが始まると、耳を介していつものくだり。

いつものくだりで沸き起こる笑い。

いつもは家で1人で静かに聞いてるくだりを、

全くおんなじタイミングで笑うリトルトゥースたち。

しかもそこには、耳だけじゃなくて視覚でも捉えられるオードリーがいて。

 

すごい温かくてアットホームで素敵な空間でした。

舞台こそ立派だったけど、いつもどおりの時間が流れてました。

 

終わった後すぐは「楽しかった!」って感情しかなかったんだけど

時間が経つにつれて、楽しかったとは別に素敵な時間だったな、ほっこりしたな

って感情のが強くなってて。

22000人、全く知らない人たちだし、特に会話もしてないんだけど、家族とかファミリーな感じがして、家族っていいなあってなりました。

リトルトゥース、温かかったよ、ほんと。

 

 

大学に入ってから1人暮らしし始めて、もう早7年経つわけで。

圧倒的にリアルの家族と過ごす時間も少なくなりましてね。

 

すごい話は変わりますが、僕がサークルを引退するときに

このサークルは僕にとって家族でした。

って言ったのを思い出しまして。

田舎から親戚1人いない大都会東京に飛び出してきて。

はじめての都会・東京。はじめてのひとり暮らし。はじめての標準語のともだち。はじめてのバイト。はじめての満員電車。

はじめてだらけですごい刺激的で、だけどいつものがない安心感もなくて。

家族のいない不安感もあって。

そんな時に、温かく迎えてくれる人たちがサークルにはいて。

大学生活は本当の家族以上に一緒に過ごしたからお前らは家族だ!

みたいな理論だったと思うんだけど。今考えたらまぁ当たり前なんだけどね。

 

そんなみんなも今は社会人になって、まるで親元を離れるように散り散りして、またその先で違う新しい家族をまた見つけたりすんのかなとかも思った。

なんなら結婚して本当の家族を見つけたりなんかもしちゃって。

 

 

でもほんと家族っていいよね。落ち着くもん。